審美歯科技工所 ていね社のココロ
株式会社ていね社社長 伊藤彰英の歯科技工士日常ブログ
ミリングマシーンを使うと
インプラントの既成アバットメント多数の場合、平行性をとるのに気を使いますが、ミリングマシーンがあれば凄く楽ですね。
アバットメントの選択も、ストレート→アングル→カスタムと条件を見ながら選択して、見た目に明らかに無理無理そうな既成アバットメントの場合、ミリングをします。
大きい症例は多少角度を大きめにしているので、写真は6°でミリング。
こうしておくと、上部構造体の適合は楽です。完全に平行な上に6°のテーパーのある支台上の適合はかなり簡単です。
チタンはなかなかミリングしづらいイメージがありますが、あせらず少しずつ進めれば誰でも出来ますね。
こういった症例のアバットメントをフリーハンドで加工すると、大抵ロクな事になりませんね。
どんなに丁寧に仕上げてもフリーハンドではアバットメントが波打ってしまいます。
インプラントにもミリングが必要なのは小野寺先生などがおっしゃっている通りですね。
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この記事へのコメント
無題
はて?
5軸とか関係ないですし・・・。
なにか勘違いされているのかな?
まぁ、私の書き方が悪いのかもしれませんが。。。
無題
手動ミリング、職人技はすばらしい!恐れ入ります。
うーん
一応CAD/CAMを使用したカスタムの説明はしていますが、全ての歯科医院にご理解頂ける訳ではないですしね。
CAD/CAMとインプランとの関係はより深くなっていきますが、そこには価格や納期や整理しなくてはならない事柄も多いですね。