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審美歯科技工所 ていね社のココロ

株式会社ていね社社長 伊藤彰英の歯科技工士日常ブログ

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前時代からの生き残り

元々ワンピースタイプのインプラントの場合、上部構造体のマージンラインが考えられていない事が多いですね。
植立して、そのまま印象を採って、技工所にマージンラインを設定してもらっているというやり方です。それもはっきりしたラインが無いため、甚だアバウトな物になってしまいます。

個人的には、あまり良く無いやり方だと思いますが、安さに釣られてなのか、この手のタイプのインプラントを手がけられているドクターもまだいらっしゃいますね。

現在弊社ではほとんどのインプラントケースはパーツ上に直接製作するので、高い精度を維持出来るのですが、未だにアバットメントを装着した状態を印象され、その模型上で製作しなくてはならない場合も稀にあります。

これも印象の変形や印象そのものの難しさを背負う事になるので、決して良い事では無いように思います。
しかしドクターによっては通常の治療の流れをインプラント治療にも適用してしまうので、こういった方法がいまでも採られる訳です。


この写真の症例などは、細い既成アバットメントをシリコン印象で採られたのですが、超硬質石膏では全然抜けません。全部アバットメント部が折れてしまいます。
仕方が無いので、エポキシや樹脂系の模型材等で製作するのですが、パーツ上に直接製作したような適合を得ることは不可能に近くなります。
大抵は、少しゆるめになりますし、ブリッジを製作する時の不適合のリスクも大きくなります。

インプラントメーカーによっては、あまり上部構造体の製作を考えてくれていないメーカーもありますし、現在のような補綴主導型の発想の無い時代からの生き残りのようなものなのかもしれません。

ドクターによってインプラントを勉強されてきた時代が違うため、「自分が正しい」と思っているやり方にかなりの違いがあるという一面ですね。

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