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審美歯科技工所 ていね社のココロ

株式会社ていね社社長 伊藤彰英の歯科技工士日常ブログ

サブストラクチャー

ジルコニアに築盛した陶材のチッピング対策に様々な方法がありますが、どうしてもクリア出来ないのがインプラント上の最後臼歯です。
これはかなりシビアだと感じます。
大きくサポート形態を採り、係留や徐冷をしてもチップする事があります。
その対策として最後臼歯だけをE.maxの母材のみで作ったクラウンをサブストラクチャーとして接着仕上げする事で良い結果が出ております。

エンプレスフ2の時代から二ケイ酸リチウムガラス含有セラミックス自体の優秀さは理解しておりましたので、陶材を盛らないかもしくは極わずかに盛るだけでステインにて仕上げることで破折の確立の高い症例に対応してきました。
それをサブストラクチャーとして応用し、ジルコニア上に接着する訳です。

では直接プレスする素材と何が違うのかといえば、まず曲げ強度が違います。
E.maxのプレス素材は400Mpaですが、ジルコニアに直接プレスする素材は50〜100Mpa程です。

ジルコニアに直接プレスしたものはフレームのアンダーカットにも当然入っていますので、万が一割れた場合修正が困難ですが、サブストラクチャーにしておけば万が一の破折にも再印象することで対応可能です。

今のところ全ての症例で破折する事無く順調に推移しております。
下の写真は延長のブリッジですが、この最後臼歯もリスクファクターの高い部位ですので、小さめの咬合面にてサブストラクチャーにしてみました。



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