忍者ブログ

審美歯科技工所 ていね社のココロ

株式会社ていね社社長 伊藤彰英の歯科技工士日常ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

レアアースと歯科新聞記事

さて、レアアースの問題ですが、中国政府の輸出差し止めの指示は出ていないとのことですが、実際現場では差し止められているとか。WTOに提訴されないようにしている訳ですね。

今回の対中の問題の中、日本歯科新聞に、輸入技工物に関する裁判を起こされた歯科技工士の脇本氏・歯科医師の愛知氏、そして中国から積極的に歯科技工物を輸入されている会社代表・歯科医師の篠田氏の対談が載っていました。
まぁ、紙面では淡々とそれぞれの意見が載っているだけですが、現場はどんなムードであったか想像に難くないですね。

脇本氏は、中国に限らず海外より技工物を輸入する行為自体への検証や制度の問題を発言されているのですが、篠田氏は中国がさまざまな面で技工のレベルが日本より上であるとの意見が中心で、正直、見識というか認識不足を露呈していた様に思います。国内に充分な精度で技工が可能な歯科技工所は沢山あるかと思います。
それは歯科技工は「工業製品」であるという認識の下にあるからに違いないのですが、価格やマンパワーに頼った工業製品化視はやはり危険な思想と思えます。
篠田氏の、「日本の中で精度の高い歯科技工物を提供されたことが無い」との発言にはショックと同時に憐れみさえ感じますし、それが中国発注の理由になっているのであれば、やはり見識や認識が不足しているように思います。

当然廉価な中国への依存が高くなれば、国内の技工士は減ります。
若い人材もいなくなりますね。教育にお金を回せない事ほど不幸な事はありません。

そこで今回のレアアースの問題ですが、中国への依存を90%と高めてしまったのが響いている訳です。
実際埋蔵量としては中国は30%程度と考えられますが、鉱床が地上に出ていることが多いため採掘が楽であり、採掘コストが安いのです。
他の国でも比較的豊富な埋蔵量があり、コストが高くなるのを気にしなければ中国依存を少なくする事も出来るそうですし、代替技術も日本の技術がなんとかしてくれると信じています。

しかし歯科技工の場合どうでしょう?
中国依存を高めれば、国内の技工士は壊滅に近いですね。
しかし、有事になれば話は別です。「技工物禁輸」措置とか。無いとも限らない。
尖閣諸島程の問題であれだけ激しい反応をされると、やはり心からの信頼は出来ないものです。様々な分野で揺さぶりをかけて来る手法は経験済みな筈ですね。
また、中国の人件費も今のままでは無いはずです。

それでは中国がダメなら国内で作りましょうとなっても、技術を伝承した技工士が育っていない状況という事はどういうことか?

医療を海外に丸投げする事はある意味、魂を売る事にも等しいようにも思います。

医療のグローバル化などという、「まやかし」を精査しないといけませんね。
PR

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

この記事へのトラックバック

トラックバックURL

カレンダー

10 2017/11 12
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

プロフィール

HN:
akihide ito
性別:
男性
職業:
歯科技工士
趣味:
音楽製作 将棋観戦 ワイン
自己紹介:

ブログ内検索

お天気情報

カウンター

フリーエリア

Copyright ©  -- 審美歯科技工所 ていね社のココロ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by Didi01 / Powered by [PR]

 / 忍者ブログ