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審美歯科技工所 ていね社のココロ

株式会社ていね社社長 伊藤彰英の歯科技工士日常ブログ

経営セミナー等

昨日は、デンタルショーの後、経営セミナーに参加しました。
まぁ、自己啓発としては至極当たり前の内容で、講習費を考えると内容は物足りない感じでした。

私は20代後半に数年間、一般の経営塾に通っていました。
いろいろな業界の社長なりコンサルタントなりの話を毎週毎週聞いていました。
一通りの経営に関する知識と自分なりの経営思想はその時に出来てしまっています。
特に自己啓発系の話ならばほとんど耳にしたような話ばかりで、いまや食傷気味です。

こういったセミナーや講演で全く賛同出来ない話も多く聞きますが、最たるものはこんな感じでした。
ある家電量販店の社長の講演です。
開口一番「あなた方、下請けを泣かせてますか!」
「下請けを泣かせてなんぼ、そうしなかったらうちが儲からない」

ガックリきました。
商売人の感覚とはこんなものなのか?
商売の真実といえばそうかも知れませんが、私は割りきれません。
歯科技工は商売ではありますが、医療であり、その辺りが割り切れない部分かもしれませんが。。

「美味しんぼ」という漫画にこんな話があります。
あるケチな社長に東西新聞社がアフリカ飢餓への寄付をさせようと接待するのですが、高級な料亭に連れて行ったらその社長が怒り出す。
「お前らは金の使い方が分かっていない。そんな奴らには寄付を渡せない」と。
で、主人公は銀座のデパートの試食で接待するという方法を使うのです。
ケチ社長は「これもタダ、あれもタダ」と上機嫌で、「日本は只でこんなに美味しいものを食べられて裕福だ。これを寄付する」と言ってポンと1億円の寄付をする訳です。
主人公たちは「あの社長は本当の金の使い方が分かっている。」と大団円な話です。

漫画に突っ込むのもばかばかしいですが、この「試食の接待」が私には気に入りません。
試食を提供している業者の立場は?
皆高いテナント料を払って出店しているはずです。
1人2人が試食目当てでも構いませんが、皆がそうだったらどうなるのでしょう?
せめて美味しいと思ったら買ってあげなさいよと。。。それで試食が成り立っているのだから。

私が言いたい事は結局こういう事です。
仕事は自分だけ、自社だけで成り立っているのではなく、様々な付き合いの元に成り立っている訳で、それぞれがきちんとした利潤を得られる形でなければ続かないモノだという事です。
そのためにはそれなりの気遣いをしていく必要があり、自分さえよければ良いとの姿勢には、その人の余裕の無さも見えますし、先細りの予感さえします。
本当は仕事だけではなく、人生そのものが一人では成り立たないものだという大前提なんですけどね。

その家電量販店、ずいぶんと他社に追い越されて今はだいぶ苦戦しているようです。



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