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株式会社ていね社社長 伊藤彰英の日常ブログ
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新しくジルコニアプレスセラミックスの一般向けビデオをUPしました。
こちら
一般向けにしては少し話が難しいかなとも思いますが、出来るだけ噛み砕いたつもりです。
ところでup後に「スキャナー」が「スキナー」になっているのを発見。
直すのも大変(フアイル変換に数時間かかる)ので、そのままで恥をさらします。。。

デンタルTV用のビデオと資料も3本程出来たのですが、今回は測色や色をテーマにしたところ、最終画面で微妙な色差が伝わらない事が発覚。。
これでは中身の説明が伝わりません。
この2ヶ月苦労して作ったデンタルTV用のビデオと資料3本はお蔵入りにしました。
残念。
日本ではベンチャー企業が大きく育たない旨の話は良く聞きますね。
小さい会社が何か新しい事をやろうとすると様々な障壁がある、それが日本の風土です。
まず、資金。
海外ではアイディアや人材の中身を査定して融資をしてくれるベンチャーキャピタルが普通ですが、日本は違います。融資を受けるにはまず担保。そして近年の業績。最後は経営者及びその家族が連帯保証人になると。まあ、取りっぱぐれの無い様にがんじからめです。失敗する事を許されませんから、どうしても一歩が小幅になります。
アイディアや意欲の旺盛な優秀な若い人材が新しく事業を起こす事を助ける風土が希薄です。
国や地方自治体でなんちゃってベンチャー支援とかやっていますが、どうも上手く言ったという話を聞きません。それはそうです。査定するのが役人だから。
次に、既得権益。
いままでの慣習や常識から逸脱したものを排除する風潮もありますね。
自分たちが新しい何かの登場によってダメージを受けるのではないか?という意識が強く有り、始まる前から押さえつけにかかる事も良くある事です。

例えばコンピュータソフトの開発など、もう全く海外に追いつけない状況に来ていますし、優秀な国産ソフトが潰されてきた経緯もあります。

歯科技工も歯科材料や機材も、海外と比べもの凄く抑圧された中で成り立っています。これで海外の歯科技工と戦うのかと思うと鬱になりそうですが、決まり事は守らなくてはなりません。
例えばCEマークの付いたもの位無条件で輸入させて貰えるとか、その位の思い切った変革をしてもらえれば良いのですが、やはり既得権益を手放したく無い人たちもいるんでしょう。そんな話は全く聞こえてこないですね。ますます締め上げられている感じです。
海外の歯科メーカーの方は「認可」という言葉を知っていて、「クレイジー!」となるようですよ。



ブログは日記のようなもの。と思っている方は多いと思います。
実はもっといろいろな活用が出来るものなので、弊社及び私個人も合わせると6つブログサービスを使っています。
一般に公開しているものは、このブログなどですが、社内連絡事項用のブログもあります。もちろんパスワードがかかっているので関係者以外には見えない様になっています。
私個人では、気がついた事や、本を読んでいて気になった文章や気に入った文章をメモしたり、メモ帳代わりに別のブログを使っています。本物のメモ帳も使いますが、大切な事はブログに移しておきます。

なぜこのような事をするのかと言えば、ブログに書いた内容は自分のパソコンには入っていません。ブログサービスを提供している会社のサーバーにある訳で、いつでもどこでもパソコンとネットさえあれば自分の必要な情報が引き出せます。
文章は簡単にコピーペースト出来ますし、写真等のファイルも使い回しが楽です。
又、携帯でもアクセス出来るので、なおさら便利です。
要するに流行のクラウドコンピューティングを実践している訳で、慣れると非常に便利です。
合わせて、Appleのmobile meも使っているため社内の情報管理は格段にレベルが上がりました。
昨日は松風のセミナーを聞くため都内へ。
弊社は8人の大所帯でお伺いいたしました。

山本眞先生は久しぶりの東京講演とのことで、長時間内容の濃いお話でした。
しかし、あそこまで細かいデータはメーカーと二人三脚で無いと採れない事も事実で、一臨床技工士の立場と比べて上だの下だの言っても始まりませんね。
そういった立場の方として出来る限りの事をされていると思いますし、凄い事だと思います。

山本先生の講演と言えば、早稲トレ関係者も多く来場していて、いかに影響力があるかが分かります。

もう少しいろいろ思う事もあるのですが、又の機会に。。
昨日はアクセスが多かったので、不思議でしたが加藤先生のブログにセルコン関係でリンクを貼って頂いたようで、恐れ多い事です。
私は開業前にいろいろな雑誌を見ていて加藤先生のLOOPというラボの写真がとても気に入っていました。自分もこんなラボを作りたいなと希望を持って開業致しました。
ですので、弊社の机がL型になっているのもその影響ですし、ファンの立場で勝手にいろいろと参考にさせて頂いております。

どの世界でも最初から誰にも影響を受けず、オリジナルな生き方が出来る人などいない訳です。
必ず、誰かの影響を受けたり教えを乞うたりして生きているのが普通で、歯科技工士などは技術的にも思想的にもその感は強い様に思います。
私は当然私より上の年齢の歯科技工士の先達の影響を受けていますが、勤務していたラボの社長をはじめとして出会った人や影響を受けた人たちに恵まれていました。
四十代も半ばになる身としては、今度は自分が少しでも若い人たちのために何かをせねばという意識が強くありますが、なかなか現実は難しく思う様にいかないですね。
難しいです。
セルコンブレインの後継機種エキスパートが日本でも発売されます。
今回の目玉はなんと言っても通常のモーターでは無く、リニアモーターを使用している点です。
もちろんあのリニアモーターカーの駆動部ですね。
歯科の世界でリニアモーターが使われるのは世界初だということです。
非接触型の構造のため、当然摩耗も無く、スムースな回転をします。
バーのブレも少なくなり、当然精度が上がります。
軸面も4.5軸となり、歯科用のCAMとしては充分な物のようです。

バーの種類も従来の2種類から3種類に増え、3本3組合計9本をCAMに装備し、自動で交換をする機能も付きました。
このバーの交換はエアーを使って行われ、いちいち手作業をする事なく、スムーズに行われます。

専用のブロックも大型化され、通常1枚から25〜30歯程度製作出来るようで、コストダウンも図られています。もちろんフルマウスの大きさも削れますし、厚みも30ミリまで切削可能になりました。
その他にもPMMAも切削可能でこちらは1枚から40本程製作出来るそうです。
将来的にも更に多くの事が出来るような仕組みになっている様で、進化するのが楽しみなCAMだと言えますね。

弊社では導入を決めましたので、実際に稼働しましたら、詳細をご報告させて頂きます。
昨日は新しいセルコンの説明を聞くためにデンツプライさんにお伺い致しました。
まず、CAMソフトセルコンアートver.3.0.1ですが、大幅に機能アップしたため、従来のパソコンでは使えないためパソコンごとのバージョンアップになります。

従来より、機能が増えた為、新しい画面やボタンが増えています。
一番大きな変更点は、アナトミカルな形態を生成して、陶材を盛るスペースを均一にカットバックする事でフレームをデザイン出来る様になりました。
フルのカットバックだけでは無く、咬合面はそのまま残し頬側だけカットバックしたりする事も出来ます。
他社でも現在はその方向のソフトが増えたようですし、正確な陶材層による強度的安定を目的とした物と言えると思います。
また、アンダーカットの表示やオートアライメントの機能も付き、もし、アンダーカットがあった場合の対処もスムーズになる様に思います。
フレームの厚みのチェック機能やバイトとの距離も表示する様になり、より使いやすくなった訳です。

今回のバージョンからデータをデンツプライのラボに送り、立体プロッターとキャストによるメタルフレームの供給も始まっています。
これにより、メタルセラミックスのwax-upもCAD作業に置き換わる訳です。
これは今後の歯科技工の未来を一歩先に行っている話で、今はフレームですが、将来的にフルクラウンだったらどうでしょう?
パラジュウム合金も可能だったら?
最終的に立体プロッターを自社で保有したら?
インレーも出来たら?

保険技工も含めてwax-upが必要無くなる可能性もありますね。
現実はもうすぐそこまで来ていて、そう遠く無い未来です。
効率良く保険の仕事が出来るのであればそれも有りなのかもしれませんし、なにかの分かれ道に近づきある予感がします。

今日は、子供の将棋スクールの参観日でした。
総本山の将棋会館で習っているため、講師はプロ棋士の先生です。
今日はゴキゲン中飛車でおなじみの近藤正和六段の講義。
なかなか軽妙な講義で、子供より私の方が聞き入ってしまいました。
他にも今回は、奨励会幹事の西尾明五段や佐藤慎一四段、倉敷藤花で挑戦者決定戦までいった本田小百合女流二段という豪華な顔ぶれで、
まあ、こんな環境で将棋を学べる子供たちがうらやましいなと。。
講義の後は対局なのですが、三局指して二勝一敗だったようです。
なかなか、強くなって来ると手合いも厳しく強い相手としか当たりませんから、連勝するのは難しいですね。
我が家の息子は初段前の壁に突き当たっている感じです。
昨日は、デンタルショーの後、経営セミナーに参加しました。
まぁ、自己啓発としては至極当たり前の内容で、講習費を考えると内容は物足りない感じでした。

私は20代後半に数年間、一般の経営塾に通っていました。
いろいろな業界の社長なりコンサルタントなりの話を毎週毎週聞いていました。
一通りの経営に関する知識と自分なりの経営思想はその時に出来てしまっています。
特に自己啓発系の話ならばほとんど耳にしたような話ばかりで、いまや食傷気味です。

こういったセミナーや講演で全く賛同出来ない話も多く聞きますが、最たるものはこんな感じでした。
ある家電量販店の社長の講演です。
開口一番「あなた方、下請けを泣かせてますか!」
「下請けを泣かせてなんぼ、そうしなかったらうちが儲からない」

ガックリきました。
商売人の感覚とはこんなものなのか?
商売の真実といえばそうかも知れませんが、私は割りきれません。
歯科技工は商売ではありますが、医療であり、その辺りが割り切れない部分かもしれませんが。。

「美味しんぼ」という漫画にこんな話があります。
あるケチな社長に東西新聞社がアフリカ飢餓への寄付をさせようと接待するのですが、高級な料亭に連れて行ったらその社長が怒り出す。
「お前らは金の使い方が分かっていない。そんな奴らには寄付を渡せない」と。
で、主人公は銀座のデパートの試食で接待するという方法を使うのです。
ケチ社長は「これもタダ、あれもタダ」と上機嫌で、「日本は只でこんなに美味しいものを食べられて裕福だ。これを寄付する」と言ってポンと1億円の寄付をする訳です。
主人公たちは「あの社長は本当の金の使い方が分かっている。」と大団円な話です。

漫画に突っ込むのもばかばかしいですが、この「試食の接待」が私には気に入りません。
試食を提供している業者の立場は?
皆高いテナント料を払って出店しているはずです。
1人2人が試食目当てでも構いませんが、皆がそうだったらどうなるのでしょう?
せめて美味しいと思ったら買ってあげなさいよと。。。それで試食が成り立っているのだから。

私が言いたい事は結局こういう事です。
仕事は自分だけ、自社だけで成り立っているのではなく、様々な付き合いの元に成り立っている訳で、それぞれがきちんとした利潤を得られる形でなければ続かないモノだという事です。
そのためにはそれなりの気遣いをしていく必要があり、自分さえよければ良いとの姿勢には、その人の余裕の無さも見えますし、先細りの予感さえします。
本当は仕事だけではなく、人生そのものが一人では成り立たないものだという大前提なんですけどね。

その家電量販店、ずいぶんと他社に追い越されて今はだいぶ苦戦しているようです。



やはり、残念なのがナノジルコニアのパナソニックデンタルでした。
まったくヤル気のないブースで、あれなら出さない方が良いのではないかと。。パナソニック自体、歯科部門からの撤退をするという話ですので、致し方ありません。純国産のジルコニア製品はどうなってしまうのか?

技工に限らず、結構力が入っているのがマイクロスコープの分野で、治療用のものでは一千万円超えの製品もあるようで、精密な診察・形成等をますます求められる時代になると感じます。
精度は追い求めるときりがありませんが、どこまで価格とのつり合いがとれるかが肝要です。
一方的に高性能な商品を提示されて、それに見合う精度をどこまで達成できるのか? 上手い落とし所が必要に思いますね。
技工士の立場としても出来る事と出来ない事をはっきりしておく必要を感じます。

どうも今回は写真が無いので、書く意欲が起きません。
あれこれ思う事はあるので、後ほどぽつぽつと書こうと思います。
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